会議を回すだけで終わらない「ファシリテーション研修」

会議を回すだけで、
終わらせない。

ファシリテーションは、
進行技術ではなく、
人の思考と対話を前へ進める技術。

最初から「2か月の問い伴走」まで設計した、
現場で生きるファシリテーション研修。

朝晩2回・合計数十秒。受講者の負担を抑えながら、“問い・待つ・拾う・つなぐ”を日常へ。
会議の場に問いが置かれ、一人ひとりが考え、対話の中で違いが見え、整理され、決めて、次の行動へ進む流れの図
ファシリテーションの本質

御社のファシリテーション、
“会議を予定通り終わらせる技術”になっていませんか?

この研修は、

  • 会議の進め方
  • 司会進行
  • 時間管理
  • 板書
  • 発言を促す方法
  • 議論整理

を学んで終わる研修ではありません。
本当に目指すのは、参加者が、

  • 考える
  • 話す
  • 聴く
  • 違いを見る
  • 意味を整理する
  • 判断する
  • 次の行動を決める

ところまで進める場を、つくれるようになることです。

「会議をうまく回す人」
ではなく
→
「人の思考と対話を
前へ進める人」

を育てる研修です。

ファシリテーションの本質

そもそもファシリテーションとは何か

ファシリテーションは、「司会」「進行役」と同義ではありません。本研修では、ファシリテーションを次のように定義します。

本研修におけるファシリテーションの定義

人が考え、話し、互いに理解し、違いを扱い、
必要な意思決定や行動へ進めるように、
場とプロセスを設計・支援すること

  • ファシリテーションは、会議を予定通り終わらせる技術ではない。
  • 発言数を増やすことが目的でもない。
  • 参加者の思考を起動し、必要な意見を場へ出し、違いを扱い、意味を整理し、意思決定や行動へつなぐ設計技術である。
  • 問いの質と順番が、場の思考を大きく左右する。
  • “何か意見ありますか?”だけでは、人は考えにくいことがある。

司会 進行する

  • 時間通り進める
  • 順番に発言してもらう
  • 議題を進める
  • まとめる

ファシリテーション 思考と対話を前へ進める

  • 考える問いを置く
  • 参加を促す
  • 意見の違いを扱う
  • 対話を深める
  • 意味を整理する
  • 次の行動へつなぐ

司会技術も重要です。
しかし、それだけではファシリテーションではありません。

ファシリテーションの本質

会議を回すことと、
人の思考を前へ進めることは違う

普通の進行

  1. 開始
  2. 議題説明
  3. 順番に発言
  4. 時間管理
  5. まとめ
  6. 終了

ファシリテーション

  1. 目的を明確にする
  2. 問いを置く
  3. 一人で考える
  4. 意見を出す
  5. 拾う
  6. 違いを見る
  7. 深める
  8. 整理する
  9. 決める
  10. 次の行動へ

会議を終わらせるのではなく、
思考を前へ進める。

進行上手より、考えたくなる場をつくれる人へ。

ファシリテーションの本質

ファシリテーションの5つの働き

1

思考を起動する

問いによって、参加者自身に考えてもらう。

2

発言を引き出す

一部の人だけでなく、必要な人の考えを場へ出す。

3

違いを見える化する

一致だけでなく、違いも材料にする。

4

意味を整理する

意見を並べるだけではなく、論点・背景・関係性を整理する。

5

次へつなぐ

気づきや議論を、意思決定・行動・学習へつなぐ。

発言数が多い
=
良い会議

ファシリテーションは“発言を増やすこと”ではない

発言数が多いことが、良い会議とは限りません。重要なのは、必要な論点について、必要な人が考え、必要な意見が出て、次へ進めること。

話す量ではなく、思考と対話の質を重視します。

ファシリテーションの本質

なぜ会議で人は考えなくなるのか

  • 上司が先に答えを言う
  • 何を考えるかわからない
  • 問いが抽象的
  • 発言しても変わらない
  • 結論ありき
  • 時間がない
  • 一部の人だけが話す
  • 参加者が黙る
  • 発言しても拾われない
  • 論点がずれる
  • 意見が出ても深まらない
  • 結局上司が決める
  • 会議後に何も変わらない
これらの
背景には

参加者のやる気不足だけでは説明できません。原因は、

  • 問い
  • 場の設計
  • 目的
  • 心理的安全性
  • 進め方
  • 意思決定方法
などにもあります。
問いと場の設計

「何か意見ありますか?」の限界

「何か意見ありますか?」という問い自体が悪いわけではありません。
しかし、次のような場合があります。

範囲が広すぎる
考える対象が曖昧
考える時間がない
何を答えるべきか
わからない
「何か意見
ありますか?」
より考えやすい問いへ
  • 「この案で一番気になる点は?」
  • 「顧客の立場ならどう見える?」
  • 「反対するとしたら、どこ?」
  • 「この案を実行するときの障害は?」
  • 「まず一つ試すなら?」
  • 「この案で、一番うまくいきそうな点は?」
  • 「まだ出ていない見方は?」
  • 「現場で一番困りそうなのは、誰?」
  • 「決める前に、確かめておきたいことは?」
  • 「見落としている前提はありそう?」
  • 「他に選択肢があるとしたら?」
  • 「賛成するとしたら、その理由は?」
問いと場の設計

問いが場の思考を決める

ファシリテーションにおける問いは、単なる質問技法ではありません。問いには、次のような働きがあります。

注意を向ける考える対象を決める経験を思い出す言語化する視点を変える選択肢を広げる比較する優先順位を考える行動を考える

問いは、
「場の思考をどこへ向けるか」を設計する道具。

問いと場の設計

問いは“頭の検索窓”

つまり、問いによって
参加者の注意と探索方向が変わるのです。

問いと場の設計

問いの9種類

  1. 01

    起動する問い

    「このテーマについて、最初に何が浮かびますか?」
  2. 02

    具体化する問い

    「具体的には、どんな場面ですか?」
  3. 03

    深める問い

    「なぜそう思いますか?」
  4. 04

    視点を変える問い

    「相手の立場なら、どう見えますか?」
  5. 05

    広げる問い

    「他にどんな見方がありますか?」
  6. 06

    比較する問い

    「AとBの違いは何ですか?」
  7. 07

    優先する問い

    「一番重要なのはどれですか?」
  8. 08

    行動につなぐ問い

    「では、一つ何を試しますか?」
  9. 09

    振り返る問い

    「今日の議論で、何が変わりましたか?」
問いと場の設計

問いの順番を設計する

単発の“良い質問集”で終わらせません。

問いA→問いB→問いC→問いD

という順番によって、思考そのものを段階的に進めます。

  1. 「今どんな問題がある?」
  2. 「なぜ起きている?」
  3. 「本来どうなっていたい?」
  4. 「何を変える?」
  5. 「最初の一歩は?」

問いは一問ではなく、
“問いの流れ”で設計する。

問いと場の設計
TIPS

呼び水方式

いきなり「自由に意見を出してください」では、考えにくい場合があります。そこで、

問い

まず自分で
考える

いくつかの
例を見る

例を
呼び水にする

「他には?」

と再び考える

具体例は、正解ではなく、
思考を起動するための呼び水として使います。

問いと場の設計

問い→参加→事例→再問い

  1. 問いを見せる
  2. 個人で考える
  3. チャット・付箋・対話等で出す
  4. 参加者の意見を拾う
  5. 事例・理論を提示する
  6. もう一度問いを出す
  7. 自分の職場へ置き換える

この構造は、そのまま使えるファシリテーションパターンです。

研修会議ワークショップ
問いと場の設計

参加方法を設計する

「発言してください」 だけにしません。

まず一人で考える
チャットへ書く
付箋へ書く
二人で話す
小グループ
全体共有
匿名回答
挙手
投票

参加方法そのものを設計することも、ファシリテーションです。

問いと場の設計

沈黙を使う

問いを出した瞬間に、ファシリテーターが自分で話し始めない。
沈黙は、失敗ではなく、参加者が考えている時間である可能性があります。

問い
待つ……
考える
言葉になる
問いと場の設計

発言を拾う・つなぐ

拾う

「ありがとうございます」だけで終わらせず、出た意見を場へ戻す。

  • 「○○ということですね」
  • 「今の話と、先ほどの意見はどうつながりますか?」
  • 「今の話で重要なのは、どこでしょう?」
  • 「別の人はどう見ますか?」

つなぐ

意見A・意見B・意見Cを、単独の発言として並べるだけでなく、関係を見る。

意見A・B・Cを、共通点・違い・因果・前提・関係でつなぐ図

発言を集めるだけでなく、
発言同士をつなぐ。

問いと場の設計

違いを扱う

意見が違うとき、どちらが正しいかだけでなく、違いの背景を見ます。

意見 X
意見 Y
どちらが正しいか だけでなく ↓
  • 「何を重視している点が違う?」
  • 「前提は何が違う?」
  • 「両方が成り立つ条件は?」
問いと場の設計

ファシリテーターが答えを持ちすぎない

ファシリテーター自身が「正解はこれ」と強く持ちすぎると、参加者の発言を自分の答えへ誘導するだけになる場合があります。

必要なのは、答えを持たないことではありません。

自分の答え
と
場の探索

を分けることです。

必要な場面では、専門家として知識を提供してもよい。ただし、参加者へ考えてもらう場面では、思考の余白を残します。

問いと場の設計

誘導質問に注意する

正解が見えてしまう

「コミュニケーションが大事だと思いませんか?」

より考えられる問い

「この問題が起きた背景には、何があるでしょう?」

問いを、正解へ誘導する道具にはしません。

問いと場の設計

会議目的を4つに分ける

使いやすい整理として、会議の目的を4つに分けます。会議ごとに「今日は何の場か?」を明確にする。

共有する
考える
決める
学ぶ
今日は
何の場か?

目的が混ざることで、会議が長くなる場合もあります。

問いと場の設計

ファシリテーションと意思決定

対話と意思決定を混同しません。
全員の意見を聞くことと、全員一致で決めることは違います。

意見
整理
判断
次の行動

会議前に、次のことを明確にする必要があります。

  • 誰が決めるのか
  • 何を相談するのか
  • 何を共有するのか
  • どこまで参加者に
    決定権があるのか

話し合うことと、
全員で決めることは違う。

問いと場の設計

ファシリテーションと管理職

管理職が、答えを言う人だけではなく、チームが考えられる場をつくる人にもなる。ただし、判断すべき場面で管理職が判断しない、という意味ではありません。

問う・聴く・
考えてもらう
決める・教える・
方向を示す

この二つを使い分けます。

問いと場の設計

ファシリテーションと1on1

1対1でも、ファシリテーションは使えます。

問い→聴く→整理する→深める→次の行動

会議で使う「問いを置き、聴き、整理し、次へつなぐ」流れは、1on1の対話にもそのままつながります。

問いと場の設計

ファシリテーションと心理的安全性

参加者が、

  • わからない
  • 違う意見
  • 懸念
  • 疑問

を出せなければ、対話は深まりにくい。

ただし、ファシリテーションだけで心理的安全性がつくられる、とは考えていません。

問いと場の設計

ファシリテーションと主体性・自立性

参加者自身が考える時間を増やすことで、

「答えを待つ」
「自分で考える」

への変化を支援できる可能性があります。

ただし、問いだけで主体性が育つ、とは考えていません。

研修のキャズム

研修と実際の会議のキャズム

研修中

「問いが大事ですね」

「発言を引き出そう」

翌日の会議

  1. 翌日の会議
  2. 時間がない
  3. 管理職が資料説明
  4. 「何か意見ありますか?」
  5. 沈黙
  6. 「では、これで」

ということがあります。
研修で理解することと、実際にファシリテートすることの間には、キャズム(溝)があります。

研修で理解する
この溝に、問いで橋を架ける
実際にファシリテートする
2か月問い伴走

だから最初から2か月まで設計

本研修は、「研修+研修後フォロー」ではありません。

研修 + 研修後フォロー
研修当日
+
翌日から2か月の問い伴走
までを
一つの研修として設計

ファシリテーション研修は1日。
会議・対話はその後も続く。

問いを学ぶだけでなく、
次の会議で使うところまで。

研修で終わらず、
会議のたびに少し上手くなる。

研修当日から2か月の問い伴走まで、一つの研修として設計します。

2か月問い伴走

朝晩2回・合計数十秒

問い伴走は、朝晩2回・合計数十秒程度の短い問いを基本とします。

長文レポート
毎日の作文
重い宿題

を課す設計ではありません。

朝晩2回、合計数十秒。
だから忙しい管理職・リーダーでも続けやすい。

短い問いで、“場を見る眼”を少しずつ育てる。

朝の問い例

  • 「今日、参加者に何を考えてもらいたい?」
  • 「今日の会議の目的は?」
  • 「最初に答えを言わず、一つ問うなら?」
  • 「今日は誰の声を拾う?」
  • 「どこで少し待つ?」
  • 「今日、一つ深めたい問いは?」

夜の問い例

  • 「今日は誰が一番考えていた?」
  • 「自分が話しすぎなかった?」
  • 「今日はどの問いで場が動いた?」
  • 「拾えなかった意見は?」
  • 「違いを扱えた?」
  • 「次の会議で一つ変えるなら?」
2か月問い伴走

会議の前・中・後に、問いが入り込みます。

10分前

会議直前ナッジ

会議開始10分前などに、問いを届ける。

  • 「今日の目的は?」
  • 「参加者に何を考えてもらう?」
  • 「最初の問いは?」
  • 「誰の声を場に出したい?」
  • 「誰が決める会議?」

研修内容を必要な瞬間に思い出す、“ラストワンタッチ”です。

会議中

会議中ナッジ

必要に応じて、会議中にも問いを置く。

ファシリテーター用カード手元メモ画面表示
  • 「まだ出ていない見方は?」
  • 「今、誰の声が場に出ていない?」
  • 「もう一段深めるなら何を問う?」
  • 「今は発散?収束?」
  • 「誰が決める?」
会議後

会議直後ナッジ

会議後に振り返る。

  • 「今日、参加者自身が考えたことは?」
  • 「自分が話しすぎなかった?」
  • 「出なかった意見は?」
  • 「良かった問いは?」
  • 「次回、一つ変えるなら?」

会議そのものを、ファシリテーションの学習サイクルにします。

問いは、評価でも監視でもない

会議評価監視ファシリテーター採点

問いは、会議直前・最中・直後に、「今、この場に必要なことは?」へ注意を向けるための入口です。

  • 問いを見る
  • 場を見る
  • 一つ行動する
  • 参加者が考える
  • 振り返る
  • 改善する
2か月問い伴走

研修そのものをファシリテーションの実演にする

講師がファシリテーションについて一方的に説明する研修にはしません。研修そのものを、次の流れで構成します。

  1. 問い
  2. 個人思考
  3. 共有
  4. 対話
  5. 事例
  6. 再思考
  7. 振り返り

受講者自身が、「ファシリテーションされる体験」を持てるようにします。

研修中の問い例

  • 「あなたの会議では、誰が一番話していますか?」
  • 「会議で一番考えているのは誰ですか?」
  • 「参加者に何を考えてほしい会議ですか?」
  • 「“何か意見ありますか?”を別の問いにすると?」
  • 「会議後、参加者に何が残れば成功ですか?」
  • 「この会議は、共有・考える・決める・学ぶ、どれですか?」
  • 「結論を言う前に、一つ問うなら?」

ファシリテーション研修で扱う10テーマ

  1. 01

    目的を決める

    共有・考える・決める・学ぶを明確にする。

  2. 02

    問いを設計する

    目的に合った問いをつくる。

  3. 03

    参加を設計する

    個人思考・ペア・チャット・付箋・小グループ・全体共有を使い分ける。

  4. 04

    聴く

    言葉の表面だけでなく、背景や意図を理解する。

  5. 05

    拾う

    出た意見を流さず場へ戻す。

  6. 06

    つなぐ

    発言Aと発言Bの関係を見る。

  7. 07

    深める

    「もう少し具体的には?」などで思考を深める。

  8. 08

    広げる

    まだ出ていない視点を探す。

  9. 09

    整理する

    論点・共通点・違いを見える化する。

  10. 10

    次へつなぐ

    決定・行動・宿題・次の問いへつなげる。

2か月問い伴走

研修翌日から8週間。問いのテーマは、会議の流れに沿って少しずつ進みます。

1〜2
週

1〜2週:目的・問い

  • 「今日の会議の目的は?」
  • 「参加者に何を考えてもらう?」
3〜4
週

3〜4週:待つ・拾う・聴く

  • 「問いを出したあと、少し待つなら?」
  • 「今日は誰の声を拾う?」
5〜6
週

5〜6週:深める・広げる・違いを扱う

  • 「まだ出ていない見方は?」
  • 「もう一段深めるなら何を問う?」
7〜8
週

7〜8週:整理・意思決定・次の行動

  • 「誰が決める?」
  • 「今日の議論を何につなげる?」
  • 「次回、一つ変えるなら?」

2か月後に目指す状態

2か月で、全員が優れたファシリテーターになる、とは考えていません。

目指すのは、次のような行動が、実際の会議で使われ始めることです。

  • 会議の目的を確認する
  • 参加者に考えてもらう問いを置く
  • 問いのあと少し待つ
  • 一部の人だけでなく声を拾う
  • 発言を場へ戻す
  • 違いを見る
  • 必要なら深める
  • 論点を整理する
  • 誰が決めるか確認する
  • 次の行動へつなぐ
  • 会議後に振り返る
2か月問い伴走

問いを見るだけでも、会議の見方が変わる

例えば、会議10分前に次の問いを見るだけで、意識が変わる可能性があります。

会議10分前
「今日、参加者に
何を考えてもらいたい?」
→
「資料を説明する会議」
「参加者に考えてもらう会議」

これが、「言語による意識化」です。

2か月問い伴走

外からの問いを、自分自身の問いへ

  1. 最初研修で問い例を学ぶ
  2. 問いナッジで思い出す
  3. 実際の会議で使う
  4. 会議後に振り返る
  5. 場を見ながら自分で問いをつくる
  6. 最終自分自身で考えられる
「今、この場に必要な問いは何だ?」

と、自分自身で考えられるようになる。それが問いの内在化です。

場を見る眼

“場を見る眼”を育てる

最終的な目的は、質問集を覚えることではありません。

質問集を覚えるここが目的ではない
→
場の状態を見る 誰が話している?誰が黙っている? 論点はどこ?深まりが足りない? 広げるべき?絞るべき? 今決めるべき?何を問うべき?

場の状態を見て、次の働きかけを選べること。
これを「場を見る眼」と呼んでいます。

日常活用化

定着ではなく日常活用化

定着とは、ファシリテーションの技法を覚えていることではありません。会議中に、

「ここでもう一つ問おう」
「少し待とう」
「この意見を拾おう」
「違う視点を聞こう」
「ここは整理しよう」
「そろそろ決めよう」

と、実際に使えること。これを、ファシリテーションの日常活用化と呼んでいます。

3層設計

3層でファシリテーションを設計する

第1層組織
  • 会議目的
  • 意思決定方法
  • 参加者
  • 会議文化
  • 情報共有
  • 会議そのものの必要性
第2層ファシリテーター・管理職
  • 問い
  • 聴く
  • 待つ
  • 拾う
  • つなぐ
  • 整理する
  • 深める
  • 広げる
第3層参加者
  • 考える
  • 話す
  • 聴く
  • 違いを出す
  • 質問する
  • 判断材料を出す
  • 行動する
3層設計

ファシリテーションだけでは解決できないこと

以下の場合は、組織側の改善が必要です。

  1. 結論が最初から決まっている
  2. 発言すると不利益がある
  3. 極端な権力差
  4. 会議そのものが不要
  5. 意思決定権が不明
  6. 過剰な会議
  7. 参加者に情報がない
  8. 経営課題を現場の対話だけへ押しつけている
  9. 会議で決めても実行権限がない
  10. 会議目的が構造的に曖昧

ファシリテーションを、
構造問題の代替にはしません。

成果・プログラム

研修成果をどう見るか

見るのは満足度だけではない
  • 会議目的を明確にしたか
  • 問いを事前に考えたか
  • 問いのあと待てたか
  • 参加者が考える時間が増えたか
  • 発言者の偏りに気づいたか
  • 拾えていなかった意見を拾えたか
  • 違いを扱えたか
  • 問いを深めたり広げたりできたか
  • 論点を整理できたか
  • 意思決定者を明確にできたか
  • 会議後の行動が明確になったか
  • 本人が自分で「今、何を問う?」と考えられたか

など、実際の場での行動を見るという視点を持ちます。

成果・プログラム

こんな企業に向いています

  • 会議で意見が出ない
  • 上司ばかり話している
  • 「何か意見ありますか?」で沈黙する
  • 会議が長い
  • 議論が浅い
  • 論点がずれる
  • 結論が曖昧
  • 会議後に行動されない
  • 発言者が固定している
  • 管理職の対話力を高めたい
  • プロジェクトを活性化したい
  • 1on1の質を高めたい
  • ワークショップの質を高めたい
  • ファシリテーション研修を受けたが使えていない
  • 社内研修の講師力を高めたい
  • オンライン会議で発言が少ない
  • 会議そのものを見直したい
  • 問いの質を高めたい

御社の会議・対話の課題から、一緒に整理します。

成果・プログラム

研修プログラム例

A

90分入門研修

司会とファシリテーションの違い、問いが場の思考を決めることを、体験を通して理解する入門編。

B

半日研修

会議目的の4分類・問いの設計・参加方法の設計を中心に、「問い→参加→事例→再問い」を体験。

C

1日研修

目的を決める〜次へつなぐまでの10テーマを通して扱う標準的な1日プログラム。

D

管理職向け

問う・聴く・考えてもらうと、決める・教える・方向を示すの使い分けを扱う。

E

プロジェクトリーダー向け

違いを扱い、論点を整理し、意思決定と次の行動へつなぐ場づくりを扱う。

F

人事・研修担当者向け

研修・ワークショップそのものをファシリテーションの実演として設計する。

G

実際の会議を使った実践型

実際の社内会議を題材に、目的・問い・参加方法を設計し、実践と振り返りまで行う。

H

オンライン会議型

チャット・匿名回答・投票など、オンラインでの参加方法の設計を扱う。

I標準設計

研修+2か月問い伴走

研修当日+翌日から2か月の問い伴走までを、一つの研修として設計。

J

3か月実践改善型

問い伴走と実際の会議での実践・振り返りを重ね、会議の進め方を改善していく。

K

6か月組織開発型

組織/ファシリテーター・管理職/参加者の3層で、会議目的・意思決定方法・会議文化まで見直す。

成果・プログラム

実装手段

問いを日常へ届けるための実装手段です。研修の目的や職場の環境に合わせて選びます。

セミナッジ

研修後、受講者に問いを届け、学びを日常の行動へつなぐ定着・日常活用化の仕組み。

スコキン

出退勤のタイミングに問いへ答える仕組み。毎日の動線の中に、短い問いを置く。

問いステーション

職場の中で問いと出会う場所をつくり、会議や対話のきっかけを置く仕組み。

よくある質問

よくある質問

2か月は必須ですか?
本研修は、研修当日と翌日からの2か月の問い伴走までを一つの研修として設計しているため、2か月を標準としています。ご事情がある場合は、目的や体制を伺ったうえでご相談ください。
朝晩どれくらいかかりますか?
朝晩2回・合計数十秒程度の短い問いが基本です。長文レポートや毎日の作文、重い宿題を課す設計ではありません。
会議進行の基本も扱いますか?
はい。司会技術も重要だと考えています。進行の基本を押さえたうえで、それだけで終わらず、問い・参加・違い・整理・意思決定・次の行動へつなぐところまで扱います。
管理職向けにもできますか?
はい。「D|管理職向け」をご用意しています。答えを言う人だけでなく、チームが考えられる場をつくる人として、「問う・聴く・考えてもらう」と「決める・教える・方向を示す」の使い分けを扱います。
オンライン会議にも対応できますか?
はい。「H|オンライン会議型」をご用意しています。チャット・匿名回答・投票など、オンラインでの参加方法の設計も扱います。
実際の社内会議を題材にできますか?
はい。「G|実際の会議を使った実践型」では、実際の社内会議を題材に、目的・問い・参加方法・意思決定方法を設計し、実践と振り返りまで行います。
1on1にも活用できますか?
はい。「問い→聴く→整理する→深める→次の行動」という流れは、1対1でも使えます。1on1研修と組み合わせたご相談も可能です。
問いかけ力研修との違いは?
問いかけ力研修は、問いそのものの質を中心に扱います。本研修は、問いに加えて、参加方法・沈黙・発言を拾う/つなぐ・違いを扱う・意思決定まで、場とプロセス全体を扱います。
既存研修へ問い伴走だけ追加できますか?
はい、ご相談いただけます。既存のファシリテーション研修や会議研修の内容を伺い、その内容に合わせた2か月の問い伴走を設計します。
3か月、6か月にもできますか?
はい。「J|3か月実践改善型」「K|6か月組織開発型」をご用意しています。会議文化や意思決定方法まで見直したい場合は、6か月の組織開発型をご検討ください。
  • 御社の会議で、一番考えているのは誰でしょうか?
  • 参加者に意見を求める前に、考えたくなる問いを置けていますか?
  • 御社の会議は、“共有・考える・決める・学ぶ”のどれでしょうか?
  • 会議が始まる10分前、あなたなら何を自分に問いますか?
  • 次の会議で、一つだけ問いを変えるなら?

会議を回すことと、
人の思考を前へ進めることは、
同じでしょうか?