ムダを探すより、
仕事を問い直す。
改善とは、
特別な活動ではなく、
毎日の仕事を少しずつ良くすること。
「昔からこうしている」を一つずつ問い直し、小さく試し、振り返り、より良い仕事へ。
最初から「2か月の問い伴走」まで設計した、現場で生きる業務改善研修。
御社の業務改善、
“改善手法を学ぶ研修”で終わっていませんか?
この研修は、
- 5S
- PDCA
- 標準化
- ムダ取り
- 業務フロー改善
- 改善提案
- 見える化
などの手法を学んで終わる研修ではありません。
本当に目指すのは、
- 「そもそも、なぜこの仕事をしているのか?」
- 「このやり方は、今も必要なのか?」
- 「もっと簡単にできないか?」
- 「誰のための仕事なのか?」
- 「一つなくせないか?」
と、仕事そのものを問い直し、日々の仕事を小さく変え続けられる状態をつくることです。
→
をつくる
そもそも業務改善とは何か
業務改善は、「大きな改革」だけではありません。本研修では、業務改善を次のように定義します。
日々の仕事の中にある
不便・ムダ・手戻り・わかりにくさ・負担に気づき、
より良いやり方へ小さく変えていくこと
一度完成させる
大きな改革だけを改善と考える
より良くし続ける
日常の仕事を良くし続けること
改善とは、一度完成させることではなく、より良くし続けることです。
- 業務改善は、特別な改善プロジェクトだけではない。
- 現場で働く一人ひとりが、日々の仕事に違和感を持ち、小さく変えることの積み重ねである。
- 改善案が出ないのは、社員が考えていないからとは限らない。
- 変えていい範囲、試す時間、管理職の反応、制度設計も重要。
- ムダを探す前に、仕事の目的そのものを問い直す必要がある。
- 研修で改善手法を覚えるだけではなく、翌日から実際の仕事で一つ変えるところまで設計する必要がある。
なぜ改善が続かないのか
現場は、ムダに気づいていても変えないことがあります。その理由は、本人・管理職・組織の3方向にあります。
- 昔からこうしている
- 忙しくて改善を考える時間がない
- 改善担当者の仕事だと思っている
- 改善すると自分の仕事が増える
- 変えてよいかわからない
- どこまで変えてよいかわからない
- 提案しても通らなさそう
- 失敗したら怒られそう
- 上司が今のやり方を好んでいる
- 改善しても評価されない
- 改善案を出すと書類が増える
- 他部署との調整が必要
- 権限がない
本人の意識不足 だけでは説明できません。
改善の入口は“違和感”
改善活動の最初に必要なのは、方法を知ることだけではありません。まず、
と気づくこと。つまり、改善の入口は、
です。
ムダを探す前に、
仕事を問い直す
ムダ探し
「どこにムダがある?」仕事を問い直す
- 「そもそも、この仕事は何のため?」
- 「今も必要?」
- 「この順番である必要は?」
- 「この確認、本当に必要?」
- 「誰のための資料?」
- 「もっと簡単にできない?」
ムダは、仕事の“中”だけにあるとは限らない。
仕事そのものが、もう必要ないこともある。
改善は、効率化の前に、
目的へ戻る。
“昔からこうしている”の正体
仕事には、目的は消えたのに、手順だけが残ることがあります。
「そもそも何のため?」へ戻る
何のため?
だからこそ、「そもそも何のため?」へ戻ることが重要です。問いによって、仕事そのものから一歩引き、仕事のやり方を見ることができます。
- 「この仕事、本当に必要?」
- 「なぜこの順番でやっている?」
- 「毎回困ることは?」
- 「一番時間がかかっているところは?」
- 「誰か一人しかできない仕事は?」
- 「もっと簡単にできるなら?」
- 「今日、一つやめるなら?」
- 「そもそも、誰のための仕事?」
業務改善の5つの問い
いつもの仕事の流れに、5つの問いを差し込みます。
- なくす
なくせない?
本当に必要か。
- 減らす
減らせない?
を減らせないか。
- まとめる
まとめられない?
同じような仕事を一つにできないか。
- 順番
順番を変えられない?
先にやる、後にやることで、楽にならないか。
- やり方
やり方を変えられない?
もっと簡単に、わかりやすく、安全にできないか。
ムダを具体化する
- 探す
- 待つ
- 戻る
- やり直す
- 二重入力
- 二重チェック
- 転記
- 確認待ち
- 承認待ち
- 同じ説明を繰り返す
- 会議
- 不要な報告
- 不要な資料
- 属人化
- 引継ぎ不足
- 不明確な役割
- 情報の重複
- 過剰な承認
- 移動
- 切り替え
“効率化”だけが改善ではない
改善には、なくす・減らすだけでなく、次のことも含まれます。
- わかりやすくする
- 安全にする
- ミスを減らす
- 働きやすくする
- 顧客にとって良くする
- 連携しやすくする
- 判断しやすくする
- 引継ぎしやすくする
効率だけを、改善の目的にはしません。
顧客価値との関係
単に作業時間を減らすだけではなく、
どんな価値を生むか?」
も考えます。
効率化と顧客価値を、対立させません。
業務改善と生産性向上の違い
生産性向上
限られた時間・人員・資源で、より大きな価値を生むこと。
業務改善
仕事の進め方そのものを、より良く変えていくこと。
業務改善は、生産性向上につながる可能性がありますが、同じ言葉ではありません。
社員が改善しないのは、
やる気がないから?
改善案が出ないのは、社員が考えていないから
とは限らない。
も重要です。
「改善案を出して」の限界
- 変えてよいかわからない
- 提案しても通らなさそう
- 忙しくて改善を考える時間がない
- 改善案を出すと書類が増える
「改善案を出せ」だけでは、不十分です。
改善と主体性・自立性
業務改善には、「もっと良くできないか?」と自分から考える姿勢が必要です。
ただし、社員へ改善責任を丸投げはしません。会社側には、次のものが必要です。
改善と管理職
管理職側にも、次の役割があります。
- 提案を聴く
- 小さな改善を認める
- 試す範囲を示す
- 権限を渡す
- 改善時間を確保する
- 不要な仕事をやめる判断をする
- 良い改善を広げる
- 失敗した改善から学ぶ
改善とチーム
一人の仕事だけを改善すると、次工程へ負担を押しつける場合があります。
局所最適
早くなった
確認が増えた
自分の工程だけを見ると、良くなったように見える。
全体最適
仕事の流れ全体で、良くなったかを見る。
改善提案制度の限界
改善提案制度そのものを否定するものではありません。しかし、
という負担が大きすぎると、小さな改善が出にくくなる場合があります。
改善の大きさで権限を分ける
改善の大きさに応じて、決める人を分けて考えます。
小さく試す
改善案を、完璧な制度変更 にはしません。まず、
など、小さく試すことを重視します。
- 安全
- 法令
- 品質
- 顧客影響
ただし、これらに関わる変更は、必要な承認・検証を行います。
改善は“小さな実験”
最初から正解を当てることではなく
業務改善を、小さな実験として扱います。
失敗した改善から学ぶ
「改善はやっぱりやめよう」 ではなく
- 「なぜうまくいかなかった?」
- 「どの条件ならうまくいく?」
- 「何を戻し、何を残す?」
と学習する。改善活動を、学習サイクルとして扱います。
気づく→考える→試す→振り返る
気づく
不便・違和感・ムダ・負担を見る。
考える
なぜ起きるか、どう変えられるか。
試す
小さく変更する。
振り返る
良くなったかを見る。必要なら修正する。
研修と日常改善のキャズム
研修中
翌日 → 数週間後
- 翌日:忙しい
- いつもの手順
- 改善を考える余裕がない
- 「また今度」
- 数週間後:元通り
ということがあります。
改善を学ぶことと、改善し続けることの間には、キャズム(溝)があります。
だから最初から2か月まで設計
本研修は、「研修+研修後フォロー」ではありません。
業務改善研修は1日。
仕事を改善する場面は毎日。
研修の翌日、
一つ仕事を問い直す。
改善手法を学ぶだけでなく、
“もっと良くできない?”を日常へ。
研修当日から2か月の問い伴走まで、一つの研修として設計します。
朝晩2回・合計数十秒
問い伴走は、朝晩2回・合計数十秒程度の短い問いを基本とします。
を課す設計ではありません。
朝晩2回、合計数十秒。
だから忙しい現場でも続けやすい。
短い問いで、いつもの仕事を一度見直す。
朝の問い例
- 「今日、一つ楽にできる仕事は?」
- 「今日、一つなくせるものは?」
- 「今日、やり方を変えてみるなら?」
- 「今日、一番面倒な仕事は?」
- 「先に変えられる小さなことは?」
- 「今日、“なぜこれをやっている?”と問い直す仕事は?」
夜の問い例
- 「今日、一番ムダだったことは?」
- 「今日は一つ改善できた?」
- 「二度手間になったことは?」
- 「もっと簡単にできそうなことは?」
- 「今日、試してみてどうだった?」
- 「明日、一つ変えるなら?」
研修中にも問いを使う
研修中は、架空ケースだけで終わらせません。参加者自身の実際の仕事を題材にします。
- 「毎日一番面倒な仕事は?」
- 「昔から理由もなく続いている仕事は?」
- 「一人しかできない仕事は?」
- 「最近、一番手戻りした仕事は?」
- 「一つなくせるなら何をなくす?」
- 「毎回確認していることは?」
- 「目的を説明できない仕事は?」
- 「顧客から見たら、本当に必要な工程は?」
研修で扱う10テーマ
- 01
業務改善とは何か
大きな改革ではなく、日常の仕事を良くし続けること。
- 02
違和感に気づく
面倒・不便・二度手間・わかりにくいを改善材料にする。
- 03
目的へ戻る
「そもそも何のため?」を考える。
- 04
なくす
本当に必要か。
- 05
減らす・まとめる
回数・量・工程・重複を見直す。
- 06
順番を変える
先に・後にを変える。
- 07
やり方を変える
簡単に、安全に、わかりやすく。
- 08
小さく試す
最初から大改革にしない。
- 09
振り返る
本当に良くなったかを見る。
- 10
共有・展開する
良い改善をチームへ広げる。
ムダ発見週間
5日間の問いプログラムの例です。毎日一つ、違う観点で仕事を見ます。
- 月探す
- 火待つ
- 水戻る
- 木重複
- 金やめる
改善実験週間
もう一つの5日間プログラムです。
- 月改善候補を一つ決める
- 火小さく試す
- 水結果を見る
- 木修正する
- 金続けるか決める
研修翌日から8週間。最初から設計された実践期間です。
週
1〜2週:違和感・目的
- 「毎日一番面倒なのは?」
- 「そもそも、何のための仕事?」
週
3〜4週:なくす・減らす・まとめる
- 「一つなくせるなら?」
- 「まとめられる仕事は?」
週
5〜6週:順番・やり方・小さく試す
- 「順番を変えるなら?」
- 「一日だけ試すなら?」
週
7〜8週:振り返り・共有・改善習慣
- 「試して何が変わった?」
- 「良かった改善を誰へ共有する?」
- 「次に一つ変えるなら?」
2か月後に目指す状態
2か月で、すべての業務が大幅に改善される、とは考えていません。
目指すのは、次のような行動が、日常に入り始めることです。
- 不便に気づく
- 「なぜ?」と考える
- 目的へ戻る
- 一つなくす
- 一つ減らす
- やり方を変える
- 小さく試す
- 結果を見る
- うまくいかなければ修正する
- 良い改善を共有する
問いを見るだけでも、
仕事の見方が変わる
問いは、ノルマでも監視でもない
問いは、いつもの仕事へ一瞬違う視点を向ける入口です。
- 問いを見る
- 違和感に気づく
- 考える
- 小さく変える
- 振り返る
と気づく可能性があります。これが、「言語による意識化」です。
外からの問いを、自分自身の問いへ
- 外から「今日、一つ改善するなら?」
- 問いを見て考える
- 小さく変える
- 自分で改善点を探す
- 最終本人の中から自然に起きる
という問いが、本人の中から自然に起きる状態を目指します。
改善活動ではなく、改善習慣へ
一度の改善
一度の改善で終わる
日常に入ったサイクル
気づく → 変える → 振り返る → また気づく
改善活動を増やすのではなく、
改善する思考を日常にする。
定着ではなく日常活用化
定着とは、PDCA・5S・改善手法を覚えていることではありません。日常の仕事で、
と問い、実際に一つ変えられること。これを、業務改善の日常活用化と呼んでいます。
3層で業務改善を支える
- 改善方針
- 権限
- 投資
- 不要業務の廃止
- 改善時間
- システム
- 改善を聴く
- 試す範囲を示す
- 承認する
- 共有する
- 広げる
- 不要業務をやめる
- 気づく
- 考える
- 試す
- 振り返る
- 共有する
- また改善する
改善文化へ
ただし、研修だけで文化化する、とは考えていません。
研修だけでは解決できないこと
以下の場合は、組織側の改善が必要です。
- 古い基幹システム
- 設備不足
- 人員不足
- 法令上必要な工程
- 複雑すぎる承認制度
- 経営判断が必要な業務
- 部署間の大きな利害対立
- 改善権限がない
- 改善する時間がまったくない
- 業務量そのものが過剰
研修だけで、
すべての業務改善ができるとは言いません。
研修成果をどう見るか
- 違和感に気づいたか
- 目的を問い直したか
- 不要な工程を見つけたか
- 一つ小さく試したか
- 結果を振り返ったか
- 改善案を共有したか
- 管理職が改善を受け止めたか
- 改善の権限範囲が明確になったか
- 属人化した仕事を見直したか
- 次工程への影響を確認したか
- 本人が自然に「もっと良くできない?」と考えるようになったか
など、日常行動の変化を見るという視点を持ちます。
こんな企業に向いています
- 昔から同じやり方が多い
- 改善提案が出ない
- 改善活動が一部社員だけ
- 現場にムダが多い
- 属人化が進んでいる
- 手戻りが多い
- 二重入力がある
- 承認が多い
- 社員が忙しく改善まで手が回らない
- 改善研修をしても続かない
- 現場から改善を増やしたい
- 改善文化をつくりたい
- 改善提案制度が形骸化している
- DXしたのに昔の工程が残っている
- 誰も使わない資料が残っている
- 改善すると仕事が増えると思われている
- 管理職が改善を止めてしまう
- 一部の改善担当者だけが頑張っている
御社の現場の改善課題から、一緒に整理します。
研修プログラム例
90分入門研修
半日研修
1日研修
若手向け
中堅向け
管理職向け
現場改善型
チーム改善型
研修+2か月問い伴走
3か月業務改善型
6か月組織開発型
実装手段
問いを日常へ届けるための実装手段です。研修の目的や職場の環境に合わせて選びます。
セミナッジ
研修後、受講者に問いを届け、学びを日常の行動へつなぐ定着・日常活用化の仕組み。
スコキン
出退勤のタイミングに問いへ答える仕組み。毎日の動線の中に、短い問いを置く。
問いステーション
職場の中で問いと出会う場所をつくり、仕事を見直すきっかけを置く仕組み。
よくある質問
2か月は必須ですか?
朝晩どのくらいかかりますか?
5SやPDCAも扱いますか?
現場社員向けにもできますか?
管理職だけでもできますか?
改善提案制度と組み合わせられますか?
DX研修と組み合わせられますか?
実際の業務を題材にできますか?
既存研修へ問い伴走だけ追加できますか?
3か月、6か月にもできますか?
- 改善案が出ないのは、本当に社員が考えていないからでしょうか?
- 毎日一つ、仕事を問い直すとしたら?
- 今日一つなくせたら、何が一番楽になるでしょうか?
- 改善活動を増やす前に、改善する思考を日常にできないでしょうか?
- “昔からこうしている”と言っている仕事は、今も本当に必要でしょうか?
御社で、
“なぜこれをやっているんだろう?”
と思う仕事はありませんか?
