問いかけ力研修

考える人を育てる「問いかけ力」研修

指示する前に、相手の頭を起動する。

問いかけ力とは、上手な質問をたくさん知ることではない。
相手の頭をどこへ向けるかを設計する力です。
最初から「2か月の問い伴走」まで設計した、現場で生きる問いかけ力研修。

朝晩
2回
朝晩2回・合計数十秒。受講者の負担を抑えながら、“問う・待つ・受け取る”を日常へ。
一つの問いを起点に、頭の中で思考が枝分かれし、気づく・考える・選ぶ・動くといった複数の可能性を探索している様子を表した図

こんな悩み

こんな悩みはありませんか?

  • 部下が自分で考えない
  • すぐ答えを聞いてくる
  • 会議で意見が出ない
  • 1on1が質問大会になる
  • 自分が話しすぎる

“自分で考えて”と言って、
自分で考えるようになるでしょうか?

部下が自分で考えないとき、
答えを教えるだけでなく、考え始める問いを置くという選択肢があります。

問いの本質

問いは、
人の頭をどこへ向けるかを決める

  1. ?問いを見る・聞く
  2. 注意注意が向く
  3. 探索関連する経験・知識を探す
  4. 思考考える
  5. 言語言語化する
  6. 選択選ぶ
  7. 行動必要に応じて行動する
問いは、答えを与える道具
ではなく
考える入口である

本研修での「問い」「情報を聞き出すための質問」だけではなく、本人の注意をある対象へ向け、経験や知識を思い出し、自分なりに考え、選び、必要に応じて行動するきっかけ。

問いの本質

問いは“頭の検索窓”

問いは、頭の中の検索窓。入れる問いによって、探しにいくものが変わります。

つまり、問いによって、相手の注意と探索方向が変わるのです。

問いだけで、すべての思考や行動が変わるとは考えていません。

問いかけ力とは

問いかけ力=
質問をたくさん知っていることではない

この研修は、

  • 質問集
  • 質問100選
  • コーチング質問
  • オープンクエスチョン
  • クローズドクエスチョン
  • 5W1H
  • 質問テクニック

を学んで終わる研修ではありません。

本当に目指すのは、今、相手に

  1. 何に気づいてほしいか
  2. 何を考えてほしいか
  3. 何を思い出してほしいか
  4. 何を選んでほしいか
  5. どんな小さな行動につながるとよいか

を考え、その目的に合う問いを設計し、実際の

  • 1on1
  • 会議
  • 部下育成
  • 日常マネジメント
  • 業務改善
  • 新規事業
  • チーム支援

で使えるようになることです。

「質問を増やす研修」

ではなく

「相手の思考を起動する問いを
設計できる人を育てる研修」

5つの力

問いかけ力の5つの力

見る・焦点化・問う・待つ・受け取る。

見る

見る力

今、相手・チーム・場で何が起きているかを見る。

焦点

焦点を決める力

相手に何に気づいてほしいかを決める。

問う

問いに変える力

考えやすい言葉へ変換する。

待つ

待つ力

問いを出したあと、相手が考える時間を持つ。

受取

受け取る力

返ってきた答えを評価・否定だけで終わらせず、次の思考へつなぐ。

問いかけ力は、質問する力ではない。
見る・焦点を決める・問う・待つ・受け取る力。

問いかけの前に必要なこと

問いの言葉を考える前に、場を見ることが重要です。

  • 相手を見る
  • 状況を見る
  • 目的を考える
  • 今は問う場面か判断する
  • 答えを受け取る準備をする

問いの逆算設計

何に気づいてほしいかから
逆算する

「何を聞こう?」

から始めない。問いをつくる前に、目的を考えます。

  1. その後に問いをつくる
  2. 目的「どんな小さな行動につながるとよい?」
  3. 目的「何を選んでほしい?」
  4. 目的「何を思い出してほしい?」
  5. 目的「何を考えてほしい?」
  6. 目的「何に気づいてほしい?」

これを、「問いの逆算設計」と呼んでいます。

問いの逆算設計

気づく→考える→行動の3段階

STEP 1

気づいてほしいこと

何へ注意を向けたいか。

STEP 2

考えてほしいこと

何を整理・比較・選択してほしいか。

STEP 3

行動につなげたいこと

どんな小さな一歩へつなげたいか。

目的部下に早めの相談を増やしたい。
気づいてほしい一人で抱えている仕事。
考えてほしい誰へ相談すればよいか。
行動一人へ相談する。
問い「今、一人で抱えなくてもいいことは?」

業務場面別の例

場面目的気づいてほしい考えてほしい行動問い
相談部下に早めの相談を増やしたい一人で抱えている仕事誰へ相談すればよいか一人へ相談する「今、一人で抱えなくてもいいことは?」
1on1部下が自分の成長を実感できるようにしたい最近できるようになったことそれを支えた工夫は何か次も同じ工夫を使う「最近、前よりうまくできたことは?」
会議懸念も出せる会議にしたい案の気になる点どこにリスクがあるか懸念を一つ出す「この案で一番気になる点は?」
業務改善ムダな作業を減らしたい惰性で続けている作業なくしても困らないものはどれか一つやめてみる「一つなくすなら?」
新人育成わからないことを言えるようにしたいわからないまま進めている部分何がわかれば進めるか一つ質問する「一番わからないところは?」
顧客対応顧客視点で提案を見直したい顧客が不安に感じる点どこを補えば安心できるか説明を一つ加える「顧客の立場ならどこが不安?」
振り返り失敗から学べるようにしたい止まったプロセス次に変えられることは何か一つ変えて試す「どこで止まった?」
優先順位仕事の優先順位をつけられるようにしたい今週抱えている仕事全体どれが一番影響が大きいか最優先を一つ決める「今週、一番先に片づけると楽になる仕事は?」
チーム支援チーム内の助け合いを増やしたい周囲の困りごと誰と誰をつなげばよいか一声かける「誰につなげると進みそう?」
新規事業思い込みで進めないようにしたい確かめていない前提何から確かめるか小さく一つ試す「一番怪しい前提は?」

問い設計9視点

問い設計9視点

一般社団法人すこやか職場の、問い設計の重要視点です。問いをつくったら、チェックリストとして使えます。

  • 焦点性何を考えてほしいかが、一つに絞られているか。
  • 答えやすさ考える負担が、大きすぎないか。
  • 感情フック本人の経験・感情と、結びつきやすいか。
  • 反復一度きりでなく、視点を変えながら繰り返せるか。
  • 自分ごと化一般論ではなく、自分の仕事へ置き換えられるか。
  • 小さな一歩大きな変化ではなく、今日できる行動へつながるか。
  • ユーモア必要に応じて、重くなりすぎず考えやすくできるか。
  • 匿名安心答えることが、評価・監視になっていないか。
  • 対話誘発問いが、人と人の会話につながる可能性があるか。

9つすべてを満たす必要はありません。場面に合わせて確かめる視点として使います。

良い問いとは

“良い問い”に
絶対正解はない

良い問いは、

  • 場面
  • 相手
  • 目的
  • 関係性
  • タイミング

によって変わります。

万能質問集をつくることを、研修のゴールにはしません。目指すのは、

自分で判断できること「この場面では、何を考えてもらう必要があるか」

問いのリライト

「何か意見ある?」を
リライトする

「何か意見ありますか?」

悪い質問ではありません。しかし、

  • 範囲が広い
  • 何を考えればよいかわからない
  • 突然聞かれる
  • 正解を探す
  • 上司の意図を読む

などによって、答えにくい場合があります。

企画・提案を検討するとき

  • 「この案で一番気になる点は?」
  • 「一つ変えるならどこ?」
  • 「反対するとしたら、どこ?」
  • 「この案がうまくいかないとしたら、原因は何?」

顧客の視点で見るとき

  • 「顧客の立場ならどこが不安?」
  • 「お客様に一言で説明するなら?」

現場で使うことを考えるとき

  • 「現場で使うなら何が難しい?」
  • 「最初につまずきそうなのはどこ?」

業務の進め方を見直すとき

  • 「この手順で一番時間がかかっているのは?」
  • 「やめても困らないことは?」

振り返るとき

  • 「今回、一番うまくいったのは?」
  • 「次回も残したいことは?」

問いのリライト

REWRITE

「どう思う?」を
リライトする

「どう思う?」も重要な問いです。しかし、広すぎる場合があります。一歩先へ焦点化すると、

  • 「良いと思う点は?」
  • 「気になる点は?」
  • 「一番わからないところは?」
  • 「現場で使うなら何が難しい?」
  • 「まず試すならどこ?」
  • 「あなたが担当者ならどうする?」
REWRITE

「なぜできなかった?」を
リライトする

「なぜ?」は深掘りに使えます。しかし、失敗時に連続して聞くと、

「なぜ?」「なんで?」「どうして?」

追及・詰問のように感じられる場合があります。目的に応じて、

  • 「何が起きていた?」
  • 「どこが難しかった?」
  • 「そのとき、何を考えていた?」
  • 「次に変えられそうなことは?」

などへ変換します。

問いと詰問・誘導

問いと詰問の違い

問い

  • 相手が考える余白がある
  • 答えが決まっていない
  • 理解や学習を目的にする
  • 必要なら次の行動へつなぐ

詰問

  • 問いの形をしている
  • 実際には答えが決まっている
  • 責める意図が強い
  • 評価・追及へ向かう
「なんでこんなことしたの?」「普通わかるよね?」
ただし、言葉だけではなく、
  • 意図
  • 関係性
  • 声のトーン
  • タイミング
も重要です。

問いと詰問・誘導

問いと誘導の違い

問いを、相手を自分の答えへ誘導する道具にはしません。

「やっぱりAがいいと思わない?」

質問形式でも、実質的には誘導。
→
自分の意見を明示してから問いを置く

「私はAが良いと思っています。
そのうえで、別の見方はありますか?」

問いは万能ではない

問うべきとき・
教えるべきとき

問う

いつでも質問すればよい、わけではありません。

以下では、説明・指示・判断・助言が必要な場合があります。

教える

  • 緊急時
  • 安全上の問題
  • 法令上の指示
  • 相手が必要な知識を持っていない
  • 責任者が判断すべきこと
  • 本人へ判断を丸投げすべきでない場面
  • 説明
  • 指示
  • 判断
  • 助言

問うことも大切。教えることも大切。
大事なのは、今どちらが必要か。

管理職の問いかけを、問うべき場面・教えるべき場面から一緒に考えます。

管理職の問いかけを相談する

日常の問いかけ

答えを言う前に一度問う
でも、何でも問い返さない

答えを言う前に、一度問う

部下

「これ、どうすればいいですか?」

上司

「あなたはどう考えてる?」「どこまでなら自分で判断できそう?」「選択肢を出すなら?」

すぐ答えるだけではなく、一度考えてもらう。ただし、毎回問い返して「自分で考えて」にはしません。

問い返し地獄にしない

部下

「どうしたらいいですか?」

上司

「君はどう思う?」

部下

「わかりません」

上司

「自分で考えて」

では、支援にならない場合があります。

必要に応じて提供する

  • ヒント
  • 情報
  • 選択肢
  • 判断基準
  • 助言
  • 答え

考えさせることと、
突き放すことは違う。

問う・待つ・受け取る

問いを出した後が重要

良い問いを出しても、

  1. 問い
  2. 相手が答える
  3. 上司が否定

では、機能しにくい。問いかけ力を、質問文作成能力だけにはしません。

問い
待つ 聴く 受け取る 深める 整理する 必要なら支援する

待つ→聴く→受け取る→深める→整理する→必要なら支援する

問いの5分類

問いの5分類

実務では、問いを5つに分けて整理すると使い分けやすくなります。

気づく問い

「今、何が起きてる?」

例をもっと見る
  • 「今、一番気になっていることは?」
  • 「いつもと違うところは?」
  • 「今日、一番時間を使ったことは?」
  • 「最近、引っかかっていることは?」
  • 「今、一人で抱えていることは?」
  • 「相手は今、どんな状態に見える?」
  • 「このやり方、いつから続いてる?」
  • 「今、見えていないことは?」
  • 「今のチームの雰囲気を一言で言うと?」

振り返る問い

「何がうまくいった?」

例をもっと見る
  • 「予想と違ったことは?」
  • 「どこで止まった?」
  • 「そのとき、何を考えていた?」
  • 「一番手応えがあった場面は?」
  • 「もう一度やるなら、どこを変える?」
  • 「助けになったものは?」
  • 「どこが難しかった?」
  • 「今週、一番学んだことは?」
  • 「前回より良くなったことは?」

深める問い

「それはなぜ大切?」

例をもっと見る
  • 「その背景には何がある?」
  • 「具体的には、どういうこと?」
  • 「一番大事なのはどこ?」
  • 「それが実現すると、何が変わる?」
  • 「本当に困っているのは誰?」
  • 「その判断の基準は?」
  • 「例えば、どんな場面?」
  • 「それを一言で言うと?」
  • 「そう感じたきっかけは?」

広げる問い

「ほかの見方は?」

例をもっと見る
  • 「顧客の立場ならどう見える?」
  • 「新人ならどう感じる?」
  • 「逆の立場から見ると?」
  • 「ほかに選択肢はある?」
  • 「制約がなかったら、どうする?」
  • 「他部署ならどうしている?」
  • 「一番シンプルな方法は?」
  • 「まったく違うやり方をするなら?」
  • 「反対するとしたら、どこ?」

動く問い

「次に一つ何をする?」

例をもっと見る
  • 「まず試すならどこ?」
  • 「今日できる一歩は?」
  • 「誰に相談する?」
  • 「いつまでにやる?」
  • 「最初の5分で何をする?」
  • 「小さく試すなら?」
  • 「次に何を確かめる?」
  • 「明日、何を変える?」
  • 「次に誰が何をする?」

場面別の問い

1on1で使う問い

「最近どう?」

だけではなく、

  • 「最近、うまくいった仕事は?」
  • 「今、一番引っかかっていることは?」
  • 「次に試したいことは?」

1on1では、質問数ではなく、部下自身が自分の

  • 仕事
  • 状態
  • 成長
  • 課題

を整理できることを重視します。

場面別の問い

会議で使う問い

会議では、「意見ありますか?」だけでなく、目的に応じて問いを使い分けます。

発散

「他にどんな見方がある?」

深掘り

「その背景には何がある?」

整理

「共通している点は?」

収束

「優先するならどれ?」

行動

「次に誰が何をする?」

場面別の問い

部下育成で使う問い

問いによって、

上司の頭で考える
→
部下自身の頭で考える

時間を増やすことができます。

必要な教育・指示まで、問いへ置き換えることはしません。

AUTONOMY

主体性・自立性と問い

主体性を、「自分で考えろ」と要求するだけではなく、考える機会を日常に置く。

問いは、その入口の一つです。

PSYCHOLOGICAL SAFETY

心理的安全性と問い

良い問いでも、答えたら否定される・評価される・怒られる環境では、考えや本音は出にくい場合があります。

問いの質+受け取り方

の両方を見る必要があります。

場面別の問い

FACILITATION

ファシリテーションと問い

ファシリテーションでは、

「今、この場に必要な問いは?」

を考えることが重要です。問いかけ力を、会議を動かす基礎技術としても位置づけます。

SUB-LEADERSHIP

サブリーダーシップと問い

正式権限がないサブリーダーでも、

  • 「困っていることある?」
  • 「一緒に考える?」
  • 「誰につなげると進みそう?」

と問うことで、周囲を支援できます。

KAIZEN

業務改善と問い

  • 「これ、本当に必要?」
  • 「もっと簡単にできない?」
  • 「一つなくすなら?」
  • 「なぜこの順番?」
NEW BUSINESS

新規事業と問い

  • 「これは事実?それとも仮説?」
  • 「次に何を確かめる?」
  • 「一番怪しい前提は?」
  • 「小さく試すなら?」

研修の進め方

研修そのものも
“問い”で進める

講師が「良い問いとはこうです」と教え続けるだけではなく、研修自体を問いで設計します。

  1. 問い
  2. 個人思考
  3. 共有
  4. 事例
  5. 理論
  6. 再問い
  7. 実践

受講者自身が、「問いによって考えさせられた」体験を持てる研修にします。

研修の進め方

問いの呼び水方式

最初に「部下が考える問いを作ってください」だけでは、難しい場合があります。そこで、

事例を3〜5個示す「今、一人で抱えなくてもいいことは?」「この案で一番気になる点は?」「次に一つ何を変える?」
→
「この中なら?」
→
「このほかには?」

具体例を、正解ではなく、思考を起動する呼び水として使います。

研修の進め方

問いリライトワーク

研修の中心ワークです。

曖昧な問い詰問的な問い誘導的な問い→ 考えやすい問いへ
「なんでできなかった?」「どこで止まった?」「次に一つ変えるなら?」
「何か意見ある?」「この案で一番気になる点は?」
「わかった?」「自分の言葉で一つ説明するとしたら?」
実務ケース30問を見る

曖昧な問い

  1. 「何か意見ある?」「この案で一番気になる点は?」
  2. 「わかった?」「自分の言葉で一つ説明するとしたら?」
  3. 「どう思う?」「まず試すならどこ?」
  4. 「最近どう?」「最近、うまくいった仕事は?」
  5. 「何か困ってる?」「今、一番時間がかかっている作業は?」
  6. 「質問ある?」「今の説明で、一番わかりにくかったところは?」
  7. 「どうだった?」「今日の打ち合わせで、一番手応えがあった場面は?」
  8. 「何かアイデアある?」「この手順で一つなくすなら?」
  9. 「大丈夫?」「今のペースで、締切に間に合いそう?」
  10. 「何が問題?」「どこで止まっている?」

詰問的な問い

  1. 「なんでできなかった?」「どこで止まった?」
  2. 「なんでこんなことしたの?」「そのとき、何を考えていた?」
  3. 「普通わかるよね?」「どこがわかりにくかった?」
  4. 「何回言えばわかるの?」「どう伝えると、覚えておきやすい?」
  5. 「なぜ報告しなかった?」「報告をためらったのは、どんな状況だった?」
  6. 「どうして期限を守れないの?」「間に合わないと気づいたのは、いつ頃?」
  7. 「やる気あるの?」「今、この仕事で一番負担になっていることは?」
  8. 「ちゃんと確認した?」「どこまで確認できている?」
  9. 「誰がやったの?」「何が起きていた?」
  10. 「言われたとおりにやった?」「手順のどこが難しかった?」

誘導的な問い

  1. 「やっぱりAがいいと思わない?」「私はAが良いと思っています。そのうえで、別の見方はありますか?」
  2. 「この方法で問題ないよね?」「この方法で、気になる点はある?」
  3. 「もう少し頑張れるよね?」「今の量で、どこが一番きつい?」
  4. 「先にこっちをやるべきじゃない?」「どれから始めると、全体が進みやすい?」
  5. 「この案で決まりでいいよね?」「決める前に、確認しておきたいことは?」
  6. 「反対意見はないよね?」「反対するとしたら、どこ?」
  7. 「お客様もこれを望んでいるよね?」「顧客の立場ならどこが不安?」
  8. 「前と同じやり方でいいよね?」「前回から、変えたほうがよさそうな点は?」
  9. 「残業してでも終わらせられるよね?」「間に合わせるために、誰に何を相談できる?」
  10. 「それって失敗だったんじゃない?」「今回わかったことは?」

研修のキャズム

問いを知る→問いを使うの
キャズム

研修中

問いを知る

「良い質問ですね」

CHASM
翌日

問いを使う

  1. 忙しい
  2. 部下へすぐ答えを言う
  3. 会議で「意見ある?」
  4. いつものコミュニケーションへ戻る

「問いを知る」と「問いを使う」の間には、キャズムがあります。

2か月問い伴走

だから最初から
2か月まで設計

本研修は、研修+研修後フォローではありません。

研修 + 研修後フォロー 研修当日+翌日から2か月の問い伴走=一つの研修として設計
問いかけ力研修は1日。
問う場面は毎日。
良い問いを学ぶだけでなく、
翌日から一つ使う。
質問集を覚えるより、
自分で問いをつくれるようになる。

研修当日から2か月の問い伴走まで、一つの研修として設計します。

2か月問い伴走まで含めて相談する

2か月問い伴走

朝晩2回・合計数十秒

問い伴走は、朝晩2回・合計数十秒程度の短い問いを基本とします。

朝晩2回
合計数十秒

朝晩2回・合計数十秒。
だから忙しい管理職でも続けやすい。

短い問いで、
“問いを使うこと”そのものを思い出す。

  • 長文レポート
  • 毎日の作文
  • 重い宿題
を課す設計ではありません。

2か月問い伴走

本人へ“問いを使うための問い”を置く

朝

「今日は誰に一つ問う?」

1on1前

「今日、相手に何を考えてもらいたい?」

会議前

「今日、この場に必要な問いは?」

部下相談時

「答えを言う前に一つ問うなら?」

退勤時

「今日、相手が一番考えた問いは?」

問いを見る→問いを思い出す→実際に使う→反応を見る→問いを修正する

2か月問い伴走

研修後1週間の問い

  1. DAY1「今日、答えを言う前に一つ問うなら?」
  2. DAY2「今日は誰に“どう思う?”の一歩先を問う?」
  3. DAY3「相手に何を気づいてほしい?」
  4. DAY4「問いを出したあと、少し待てた?」
  5. DAY5「今日、一つリライトしたい問いは?」
  6. DAY6「今週、相手が一番考えた問いは?」
  7. DAY7「来週、一つ使い続けたい問いは?」

2か月問い伴走

研修翌日から8週間。まず使い、焦点化し、使い分け、目的から自分で設計するへと進みます。

WEEK 1–2

1〜2週:
まず問いを使う

  • 「今日は誰に一つ問う?」
  • 「答えを言う前に一度問うなら?」
WEEK 3–4

3〜4週:
問いを焦点化・リライトする

  • 「この問い、広すぎない?」
  • 「何に気づいてほしい?」
WEEK 5–6

5〜6週:
場面別に使い分ける

  • 1on1
  • 会議
  • 部下育成
  • 相談
  • 改善
WEEK 7–8

7〜8週:
目的から問いを設計する

  • 「この人に、今何を考えてもらう必要がある?」
  • 「その目的なら、どんな問いがよい?」

2か月後に目指す状態

2か月で、全員が優れたコーチになる、とは考えていません。

目指すのは、次の行動が日常に入り始めることです。

  • すぐ答えを言う前に一度考える
  • 相手に何を考えてほしいかを見る
  • 広すぎる問いに気づく
  • 問いを焦点化する
  • 問いのあと待つ
  • 相手の答えを受け取る
  • 必要なら深める
  • 問うべきか教えるべきか判断する
  • 場面に応じて問いを使い分ける
  • 自分で問いをつくる

長期展開

3か月・6か月・1年への展開

標準:研修+2か月問い伴走問いかけ力は継続育成との相性がよいため、3か月・6か月・1年へ発展できます。

3か月

3 MONTHS
1か月目
問いを使う
2か月目
問いをリライトする
3か月目
目的から問いを逆算する

6か月

6 MONTHS
  • 管理
  • 1on1
  • 会議
  • 部下育成
  • 業務改善
  • 新規事業

など、実際の仕事場面へ広げる。

1年

12 MONTHS
  • 問い例をもらう
  • 問いを選ぶ
  • 自分でつくる
  • 他者の問いづくりを支援する
  • 組織の中に問いを使う文化が生まれる

日常活用化

問いかけ力の日常活用化

定着とは、
良い質問例を覚えていること
ではありません。
日常で、

「今、何に気づいてほしい?」
「この問い、広すぎない?」
「答えを言う前に一つ問おう」
「ここは問わずに説明しよう」

と判断し、実際に使えること。これを、問いかけ力の日常活用化と呼んでいます。

問いの内在化

問いの内在化|問いかける側

最初研修で問い例を学ぶ
STEP問いナッジで思い出す
STEP仕事で使う
STEP自分で問いをつくる
最終「今、この人・この場に必要な問いは何だ?」と本人自身が自然に考えられる

問いの内在化

問いの内在化|問われる側

問いかける人だけではなく、問われた本人自身も、外からの問いから、自分自身への問いへ移行する可能性があります。

外からの問い
「次にどうしたい?」 ↓
自分自身への問い「自分は次に
どうしたい?」

上司「次にどうしたい?」

→

やがて部下自身が「自分は次にどうしたい?」

上司「何が一番大事?」

→

本人「自分にとって、今何が一番大事?」

問いかけ力の最終目的は、上司がずっと問い続けることではありません。相手の中に、“自分で問う力”を育てることです。

問い続けるのではなく、
相手の中に“自分で問う力”を育てる。

問いの内在化

問いかけ力から
セルフマネジメントへ

外からの問い→自分自身への問い→自分で気づく→考える→選ぶ→行動する

という流れは、相手のセルフマネジメントにつながる可能性があります。

問いだけで、セルフマネジメントが完成するとは考えていません。

3層設計

3層で問いかけ力を育てる

LAYER

組織

  • 問いやすい文化
  • 答えても否定されにくい
  • 考える時間
  • 判断できる権限
  • 問いを監視に使わない
LAYER

管理職・リーダー

  • 見る
  • 焦点化する
  • 問う
  • 待つ
  • 受け取る
  • 必要なら支援する
LAYER

社員

  • 考える
  • 言語化する
  • 選ぶ
  • 行動する
  • 自分自身へ問う

問い文化

問い文化へ

管理職

部下へ問う

部下

自分で問う

チーム

互いに問う

組織
「どうしたらもっと良くなる?」「何が一番大事?」「次に何を試す?」

といった問いが日常言語になる

研修だけで、問い文化が完成するとは考えていません。

研修だけでは解決できないこと

研修だけでは
解決できないこと

以下の場合は、組織側の見直しが必要です。

  • 答えたら不利益がある
  • 上司が結論を決めている
  • 考える権限がない
  • 極端に時間がない
  • 判断基準が共有されていない
  • 質問が監視や査定に使われる
  • ハラスメント環境
  • 意見を出しても何も変わらない

問いかけ研修を、
構造問題を会話技術で解決する施策にはしません。

研修成果の見方

研修成果をどう見るか

見るのは満足度や質問数だけではない

  • 答えを言う前に一度問えたか
  • 問いを焦点化できたか
  • 広すぎる問いに気づけたか
  • 問いを出したあと待てたか
  • 相手の答えを受け取れたか
  • 問いと指示を使い分けたか
  • 1on1で部下が考える時間が増えたか
  • 会議で問いを使い分けたか
  • 部下本人が自分で問い始めたか
  • 管理職自身が「今、この場に必要な問いは?」と考えられたか

など、日常行動の変化を見るという視点を持ちます。

こんな企業に

こんな企業に向いています

  • 部下が自分で考えない
  • すぐ答えを聞いてくる
  • 管理職がすぐ指示する
  • 1on1が上司の質問大会になっている
  • 会議で意見が出ない
  • 「何か意見ある?」で沈黙する
  • 質問しても浅い答えしか返らない
  • 管理職が話しすぎる
  • 主体性を育てたい
  • 部下育成を改善したい
  • 管理職のコーチング力を高めたい
  • ファシリテーション力を高めたい
  • サブリーダーを育てたい
  • 新規事業で思考を深めたい
  • 問いを組織文化へ取り入れたい
  • 研修後まで伴走してほしい

“良い質問を知る”ではなく、“問いを設計する”研修を、御社の場面に合わせて組み立てます。

問いかけ力研修について相談する

研修プログラム例

研修プログラム例

LENGTH研修の長さ
A問いかけ力入門90分
B半日研修
C1日実践研修
TARGET対象・場面別
D管理職向け
E1on1特化型
F会議・ファシリテーション特化型
Gサブリーダー向け
DURATION伴走の期間
H研修+2か月問い伴走
標準設計
I3か月伴走
J6か月伴走
K年間問い文化づくりプログラム

実装手段

実装手段

問いかけ力を、日常の中で使い続けるための実装手段です。

AFTER TRAINING

セミナッジ

研修後、受講者に問いを届け、「問いを使うこと」そのものを日常の中で思い出す仕組み。

CLOCK IN / OUT

スコキン

出勤時・退勤時などの日常場面で、短い問いに触れる仕組み。

AT WORKPLACE

問いステーション

職場の中で問いと出会う場所をつくり、互いに問い合うきっかけを置く仕組み。

よくある質問

よくある質問

2か月は必須ですか?
本研修は、研修当日と翌日からの2か月の問い伴走までを一つの研修として設計しているため、2か月を標準としています。ご事情がある場合は、目的や体制を伺ったうえでご相談ください。
朝晩どのくらいかかりますか?
朝晩2回・合計数十秒程度の短い問いが基本です。長文レポートや毎日の作文、重い宿題を課す設計ではありません。
コーチングとの違いは?
コーチングを否定するものではありません。本研修は、1on1だけでなく会議・部下育成・業務改善・新規事業などの日常場面で、「相手に何を考えてほしいか」から問いを逆算して設計し、問うべきか教えるべきかを判断する力を扱います。
質問テクニックも扱いますか?
はい。質問テクニックを否定するものではありません。ただし、テクニックや質問集を覚えることをゴールにせず、目的に合う問いを自分で設計できることを重視します。
管理職向けにもできますか?
はい。「D|管理職向け」をご用意しています。部下が自分で考える時間を増やしつつ、必要な説明・指示・助言との使い分けも扱います。
1on1に特化できますか?
はい。「E|1on1特化型」で、質問数ではなく、部下自身が仕事・状態・成長・課題を整理できる問いを扱います。
会議向けにもできますか?
はい。「F|会議・ファシリテーション特化型」で、発散・深掘り・整理・収束・行動の問いの使い分けを扱います。
既存研修へ問い伴走だけ追加できますか?
はい、ご相談いただけます。既存の管理職研修・1on1研修・コーチング研修などの内容を伺い、研修後に問いを使い続けられるよう、2か月の問い伴走を設計します。
3か月、6か月にもできますか?
はい。「I|3か月伴走」「J|6か月伴走」をご用意しています。問いを使う・リライトする・目的から逆算する段階を経て、実際の仕事場面へ広げていきます。
年間で問い文化づくりまで支援できますか?
はい。「K|年間問い文化づくりプログラム」で、問い例をもらう段階から、自分でつくる、他者の問いづくりを支援する段階へと広げていきます。ただし、研修だけで問い文化が完成するとは考えていません。組織側の環境づくりも含めてご相談ください。
  • 部下が自分で考えないとき、あなたは何を問いかけていますか?
  • 答えを教える前に、一つだけ問うとしたら?
  • 御社の管理職は、“何を言うか”と同じくらい“何を問うか”を考えていますか?
  • 社員へ主体性を求める前に、考えるきっかけを渡せていますか?
  • 明日の1on1で、一つ問いを変えるなら?

その問いは、
相手に何を考えてほしくて
投げていますか?