研修シリーズ|生産性向上研修

仕事を、これ以上
詰め込まない。

生産性向上とは、速く働くことではない。

価値につながらない仕事を減らし、本当に大切な仕事へ時間・注意・判断・人の力を使える状態をつくる。それが、この研修の目指すところです。

最初から「2か月の問い伴走」まで設計した、現場で生きる生産性向上研修。

朝晩2回・合計数十秒
受講者の負担を抑えながら、仕事の進め方を日常で少しずつ変える。
詰め込む→減らす→価値へ集中。仕事が多く余裕がない状態(Before)から、価値につながらない仕事に気づき(気づく)、本当に大切な仕事に集中できる状態(After)へ変化する図

御社の生産性向上、
“もっと早く・もっと多く”
になっていませんか?

一度、立ち止まって考えてみてください。

そもそも生産性とは何か

忙しさではなく、価値創出。

生産性を、単純な作業速度・処理件数・残業時間の短さだけでは捉えません。この研修では、生産性を次のように定義します。

限られた時間・人員・資源の中で、より大きな価値を生み出せる状態※ 作業速度・処理件数・残業時間の短さだけを指すものではありません

この生産性には、以下のような要素が含まれます。

優先順位段取り判断 集中相談共有 連携手戻りムダ 改善健康能力発揮 顧客価値
忙しさと生産性は違う

「忙しい」=「生産性が高い」ではありません。

こんな状態でも(会議が多い・メールが多い・確認が多い・電話が多い・残業が多い・トラブル対応が多い)、それだけでは分からないこと(価値を生む仕事へ十分な時間を使えているとは限らない、忙しさと価値創出は分けて考える必要がある)を対比した図
仕事を詰め込むと、逆に仕事が増えることがある

「もっと早く」にしていませんか?

会社「生産性を上げよう」、現場「もっと早くやれということ?」という会話から、急ぐ→確認不足→ミス→手戻り→さらに忙しくなるという悪循環を示す図。生産性向上は速さを上げることだけでなく、価値につながらない時間や行動を減らすことでもある
生産性を下げる「小さなロス」

一つひとつは小さくても、積み重なると大きなロスになる。

探す待つ迷う 戻るやり直す確認しすぎる 抱え込む会議する報告する 二重入力する中断される過剰品質 完璧を求めすぎる優先順位が曖昧承認を待つ 同じ説明を何度もする情報を探し回る
↓ 積み重なると ↓
大きなロスになる
生産性を5領域で考える

生産性を、時間管理だけにしない。

1

時間

  • 優先順位
  • 段取り
  • 集中
  • 中断
  • 予定
  • 会議
2

判断

  • 確認
  • 意思決定
  • 相談
  • 権限
  • 判断待ち
3

連携

  • 共有
  • 引継ぎ
  • 助け合い
  • 部署間連携
  • 情報接続
4

改善

  • 手戻り
  • ムダ
  • やり方
  • 標準化
  • 簡素化
  • 自動化
5

能力発揮

  • 健康
  • 強み
  • 集中
  • 主体性
  • 学習
  • 適切な役割
全部速くする前に、全部やる必要があるか

仕事を、4つに分けて見る。

A

価値を生む仕事

  • 顧客
  • 成果
  • 判断
  • 改善
  • 育成
  • 重要業務
B

必要だが減らせる仕事

  • 報告
  • 確認
  • 会議
  • 事務
  • 定型作業
C

任せられる・自動化できる仕事

  • 定型処理
  • 集計
  • 転記
  • 連絡
  • 情報整理
D

やめられる仕事

  • 重複
  • 慣習
  • 誰も使わない資料
  • 意味の薄い会議
  • 過剰確認

全部を速くする前に、そもそも全部やる必要があるか。

“やめる”研修

新しい方法を増やすことだけが、生産性向上ではありません。

何をやめるか。何を減らすか。何を簡単にするか。
この研修は、それを考える研修でもあります。

この報告、本当に必要?
この会議、なくしたら何が困る?
この確認、毎回必要?
この資料、誰が使っている?
この作業、もっと簡単にできない?
現場で使える3つの視点

優先順位・段取り・集中

優先順位の本質

全部を頑張るのではなく、何を先にするか、何を後にするか、何をやめるかを決めること。

今日、一番価値を生む仕事は? 今日、絶対に前へ進めることは? 今日、やらないことは? 一つ後回しにするなら?

段取りの本質

作業を始めてから考えるのではなく、開始前に目的・必要情報・関係者・期限・判断条件・リスクを見ること。

始める前に確認しておくことは? 先に誰へ依頼しておく? 後で手戻りになりそうなところは?

集中の本質

集中力を本人の根性にしない。通知・会議・中断・疲労・環境・優先順位・情報量・同時進行との関係で捉える。

今、一つだけ集中するなら? 15分だけ進めるなら? 今、切ってもいい通知は?
相談・共有・判断も生産性

仕事を止めないための「つながり方」

※ 相談・共有と手戻りの減少などの因果関係は、断定しすぎないことを大切にしています。

生産性向上と、つながっているもの

個人の仕事術だけでは、生産性は変わりません。

セルフマネジメントとの関係

自分の状態を、自分で整える

自分の状態・優先順位・集中・相談・振り返りとの関係を扱います。生産性向上とセルフマネジメントは、完全に切り離せるものではありません。

主体性・自立性との関係

「これ、本当に必要か」と考える力

社員自身が「もっと良くできないか」「これ、本当に必要か」「別のやり方はないか」と考えることが、改善につながる場合があります。

管理職・会社側も変える

社員だけに効率化を求めない

管理職側にも、優先順位を示す・権限を渡す・不要な仕事をやめる・判断を早める・会議を見直す・仕事量を見る・部署間を調整するという役割があります。

健康との関係

健康は、生産性のための道具ではない

社員の健康はそれ自体が重要です。その上で、疲労・集中・判断・ミス・回復との関係も扱います。

研修と日常実践のキャズム

研修中に理解したことは、翌日には忘れられていく。

研修中「優先順位が大事」「ムダを減らそう」「早めに相談しよう」から、キャズム(研修で分かっても現場では実行が難しい)を経て、翌日はメール・電話・会議、依頼・通知、忙しさに流される状態になる。いつもの仕事→また全部やる→研修内容を思い出さない、という図
だから、最初から2か月まで設計する

生産性向上研修は1日。
仕事の進め方は毎日。

この研修は、「研修」+「研修後フォロー」ではありません。最初から、研修当日+翌日から2か月の問い伴走までを、一つの研修として設計します。

研修の翌日から、仕事を一つ減らす。全部速くやる前に、一つやめる。

2か月問い伴走の基本設計
朝晩2回・合計数十秒

長文レポート、毎日の作文、重い宿題を課す設計ではありません。短い問いで、仕事の見方を少しずつ変えます。だから、忙しい現場でも続けやすい。

朝の問い(例)
今日、一番価値を生む仕事は?
  • 今日、一つやらないことは?
  • 今日、先に確認しておくことは?
  • 今日、一つ任せられる仕事は?
  • 判断待ちになりそうな仕事は?
  • 今日、集中する時間は?
夜の問い(例)
今日、一番ムダだったことは?
  • 今日は一つ仕事を減らせた?
  • 手戻りになったことは?
  • 早めに相談してよかったことは?
  • 今日、一つ改善できた?
  • 明日、一つやめるなら?
必要に応じて

昼・仕事途中の軌道修正

必要に応じて、昼・仕事途中の問いも追加できます。

午後、本当にやるべきことは? 今、本当にこれを優先する? ここから一つ減らすなら? 今、誰に相談すると早い?

ただし、標準設計は「朝晩2回・合計数十秒」です。

研修中にも問いを使う

参加者自身が、自分の仕事を分析する研修に。

あなたが毎日一番時間を使っていることは? その仕事は本当に価値を生んでいる? 最近、一番手戻りが大きかった仕事は? 今日一つ仕事をやめられるなら? 誰かの判断待ちで止まっている仕事は?
ミニタイムナッジ

生産性向上を、長時間の改善活動だけにしない。

3分

不要なファイル・情報を整理する

5分

今日の優先順位を見直す

10分

止まっている仕事を一つ進める

15分

後回しにしている改善へ着手する

ムダ発見週間(例)

5日間のミニプログラム

月
探す
火
待つ
水
戻る
木
迷う
金
やめる
毎日一つ問いを出し、週末に「一つ改善するなら?」を考える。
2か月伴走のテーマ例

研修当日から、8週間の問い伴走へ。

1〜2週
価値・優先順位
今日、一番価値を生む仕事は? 今日、一つやらないことは?
3〜4週
段取り・判断・相談
始める前に確認することは? 今、誰に相談すると進みそう?
5〜6週
ムダ・手戻り・やめる
この仕事、本当に必要? 今日、一つ減らすなら?
7〜8週
改善・習慣化
今日、一つ改善するなら? 来週も続けたい改善は?
問いの働き

問いを見るだけでも、仕事の見方が変わることがあります。

問いを見る
→
仕事の進め方を見る
→
一つ変える
→
振り返る
→
また改善する
↺ また問いを見る、へつながる
例えば、「今日、一つやらなくていい仕事は?」という問いを見るだけで、「あの定例資料、今週は不要かもしれない」と気づく可能性があります。これを、「言語による意識化」として捉えています。
問いの内在化

最終的には、外から問いがなくても気づける状態へ。

外から

「今日、一番価値を生む仕事は?」

→

本人が自分自身に

「これ、本当に必要?」

「先に相談した方が早い?」

「もっと簡単にできない?」

「この確認、毎回必要?」

定着ではなく、日常活用化

覚えていることではなく、変えられること。

定着とは、生産性向上の方法を覚えていることではありません。仕事中に、次のように考え、実際に仕事の進め方を変えられることです。

これ、本当に必要? 先に確認した方がいい? 誰かに相談した方がいい? 一つやめられない?
3層で生産性を高める

個人だけでなく、組織の仕組みも見直す。

第1層|経営

何に時間を使うか、何をやめるか

  • 投資
  • 権限
  • システム
  • 業務設計
第2層|管理職

優先順位を示し、仕事を整える

  • 優先順位
  • 分担
  • 判断
  • 会議
  • 共有
  • 仕事量
  • 権限移譲
第3層|社員

日々の仕事の進め方を変える

  • 段取り
  • 集中
  • 相談
  • 共有
  • 改善
  • 振り返り
研修だけでは解決できないこと

研修を、構造問題を社員の努力へ押し戻す道具にしない。

以下のような場合は、研修以外の改善が必要です。

慢性的な人員不足古いシステム 不合理な承認過剰な会議 業務設計上の問題権限不足 設備不足過重労働 役割の重複経営側の優先順位不明
研修成果をどう見るか

満足度だけでなく、日常行動の変化を見る。

✓価値の高い仕事へ時間を使えたか
✓やらない仕事を決めたか
✓不要な会議や報告を見直したか
✓手戻りに気づいたか
✓相談が早くなったか
✓判断待ちが減ったか
✓改善行動が増えたか
✓仕事の進め方を変えたか
✓改善をチームで共有したか
✓自分で「これ必要?」と問えるようになったか
こんな企業に向いています

一つでも当てはまれば、ご相談ください。

社員が常に忙しい
残業が多い
仕事がなかなか進まない
会議が多い
手戻りが多い
確認が多い
管理職に判断が集中している
社員が仕事を抱え込む
改善活動が続かない
DXを入れたが変化がない
業務効率化を社員への圧力にしたくない
現場から改善提案を増やしたい
タイムマネジメント研修をしても変化が続かない
仕事を減らしたいが何を減らせばよいかわからない
昔から続く業務が多い
社員へ「もっと効率よく」と言い続けている
研修プログラム例

目的・対象・期間に合わせて設計します。

A

90分導入研修

B

半日研修

C

1日研修

D

若手向け

E

中堅向け

F

管理職向け

G

チーム改善型

H

研修+2か月問い伴走

I

3か月業務改善型

J

6か月組織開発型

日常実装手段

2か月の問い伴走を、実際にどう届けるか。

セミナッジ

研修後の定着支援サービス。朝晩の問いを、日常の仕組みとして届けます。

スコキン

出退勤アンケートツール。日々のタイミングに合わせて問いを届けます。

問いステーション

職場内に問いを置く仕組み。ふとした瞬間に、仕事の進め方を見直すきっかけをつくります。

よくある質問

FAQ

2か月は必須ですか?

標準設計は2か月ですが、企業の状況やご予算に応じて、期間や内容の調整についてもご相談いただけます。まずは目的や現状をお聞かせください。

朝晩どのくらいかかりますか?

1回あたり数十秒を想定しています。朝晩合わせても、忙しい現場の負担にならない範囲で続けられる設計です。

タイムマネジメント研修との違いは何ですか?

個人の時間の使い方だけでなく、優先順位・段取り・判断・相談・組織の仕組みまで含めて扱う点、また研修当日だけでなく2か月の問い伴走まで標準設計している点が異なります。

業務改善研修との違いは何ですか?

業務プロセスの改善手法だけでなく、一人ひとりが日常の中で「これ、本当に必要?」と考え、行動を変えていく視点を重視しています。両者を組み合わせたプログラムもご相談いただけます。

DXも扱いますか?

DXやITツールを否定するものではありません。ツールを使いこなす前提となる、仕事の進め方・優先順位・判断の整理を扱う研修です。DX推進と組み合わせたご相談も可能です。

管理職だけでもできますか?

可能です。管理職向けに、優先順位の示し方・権限移譲・会議の見直し・仕事量の管理などに焦点を当てたプログラムをご用意できます。

部署単位でもできますか?

可能です。全社一斉ではなく、特定部署やチーム単位からスタートし、段階的に広げていくことも多くございます。

既存の研修へ、問い伴走だけ追加できますか?

可能です。すでに実施されている研修に、2か月の問い伴走部分だけを後付けする形でのご相談も承っています。

ムダ発見週間だけ実施できますか?

可能です。5日間のミニプログラムとして単独でも実施できます。まずは小さく試したい企業様にもおすすめです。

3か月、6か月にもできますか?

可能です。3か月の業務改善型、6か月の組織開発型など、目的に応じて期間を延ばしたプログラムもご用意しています。

最後に

御社の社員は、忙しさではなく
価値を生む仕事へ、時間を使えていますか?

研修の翌日、仕事を一つ減らすとしたら、何を減らしたいでしょうか。